プロジェクトの内容がちょっと特殊なだけに、解説するモノが必要だろうということでつくられた映像です。
主演はSFQ撮影の田中氏、ピグーの声は同じ学科の太野垣氏に頼みました。
イメージ視聴者は同学科の森野氏と、当HPやSFQのイラストも手がけてもらっている佐々木氏。
ピグーの操演と撮影はワタクシ清洲。エ?「操演中は誰が撮ったの」って? フフフ、ご想像下さいまし……。
他にWEB素材協力及びテンション協力(?)として内山氏。SFQでは2D合成や文芸も担当、役者として出演もしてもらっています。
日程の関係でピグーの声はアフレコではなく先に録り、声に合わせて演技するという方法をとりました。
最大の理由は日程の関係でなんですが、もう一つの狙いはピグーの動きにムダがなくなるという利点。
こういう台詞がこのタイミングで入るだろうという「想定」ではなく、「実際に」合わせて演技が出来るからです。
これはうまく行ったと思っております。
声録りの話では、太野垣氏が非常に魅力的な声をしておられる上にウマイ。
絵が出来上がってない状態での声録りの際、アニメ業界では台詞の長さの分だけ棒線が引かれた映像を見ながらやるそうですが、
今回はそれすらもない状態でやってもらいました。(笑)
とにかく時間やタイミングよりも演技優先で。
本人は非常にやり難かったと思いますが、巧くやってもらって昼休みの間に収録は終了。早っ!そしてウマっ!
同席した田中ともども感激した次第。
作り物の話をしますと、ピグーは友人の島崎氏から借用。
一年前の彼の作品『ピグー彗星のきた夜に〜one night miracle〜』で使用したもので(当時の操演者もワタクシ)、
彼の知人のプロ(!)に作ってもらいました。お値段はヒミツ。(笑)
当時の過酷な撮影と保管状況によってだいぶボロボロになってしまっているので、楽屋ネタとして盛り込みました。
エエ、ホントに当時の撮影時に焦げちゃったんです。(笑)
ピグーやプロモ自体の設定、展開、ポイントになるカット割りに至るまで、実は『ピグー彗星〜』の後日談&パロディになっておりますので、
未見の方にとっては知ったこっちゃないのですが、機会があったらそちらもご覧になられることを……。
ちなみに本人は今回のお遊びをいたく喜んでおられました。(笑)
宣伝すると『ピグー彗星〜』はフィルム16mmカラー作品という気合の入った作品になっております。
ワタクシにとっても昨年の夏から今年の春までを捧げた思い出深い作品です。
その内DVDにでもなるんじゃないでしょうか。(ここで無責任)
ちなみに、プロモ内で展開されている謎のデート映像や銃撃アクションはワタクシの自前です。
東邦大学映画制作愛好会として東邦大学演劇部とコツコツ撮ってきた映像を流用しました。
モロモロの事情で配信は不可能ですので、興味のある方はワタクシに直接声をかけてみてくださいまし。
というわけで、簡単につくったとお思いの方もおられましょうが、実はワレワレにとっては濃ゆい作品なんであります。(笑)
「映像づくりって色んな人が関わってるんだなあ」と思っていただければ、この文を書いた甲斐もありましょう。
それではSFQ完成まで、いましばらくお待ち下さい。(^^)
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